あなたの知らないアウェイスタンドの世界 〜エールディヴィジ編・序〜
こんにちは。Kazujacksです。
先月5日よりエールディヴィジ2016-2017シーズンが始まりました。
昨シーズンの主力選手をどんどん引き抜かれていくFCユトレヒトですが、
若手選手や新加入選手を中心に再びチームを上位に導く事が出来るか、テン・ハフ監督の手腕に注目です。
エールディヴィジにおける日本人選手の活躍により、最近では多くの日本人観光客をオランダの
スタジアムで見かけるようになりました。勿論、日本人選手の所属有無により、その確率は
大きく変わってきますが。
エールディヴィジはフーリガン対策もあり(空席があるにも関わらず)、
欧州でもチケット入手が比較的難しいリーグの一つです。
他のチームの状況は詳しくはないのですが、FCユトレヒトでは対戦カード
(対アヤックス、PSV、フェイエノールト戦など)によって、
クラブカードを持たない人は、正規ルートではチケット購入出来ない仕組みになっています。
それでも日本人選手を応援に、日本からいらっしゃる方々を時々見られるようになってきたので、
チームによっては条件を緩めたり、臨機応変に対応しているチームがあるのかも知れませんね。
応援しているチームのホームでの試合観戦ですらこんな感じなので、
贔屓チームのアウェイゲームを観戦する場合は、
多くの方が対戦相手のホームサポーターが陣取るスタンドのチケットを購入し、
ホームサポーターに混じって、静かに心の中で贔屓チームや選手を応援する事になると思います。
残念ながら、Jリーグのようにオランダでのアウェイゲームはビジターチームのファンにとって、
気軽に観に行ける場所ではありません。ビジターチームのサポーターの安全確保の為、
チケットは前売りのみで、写真入りのアウェイゲーム観戦者用のカードを作らなければ
ならないのが通常です。
FCユトレヒトの場合、私の場合オランダ居住者のみしか登録出来ませんでした。
さらに、対戦カードによっては本拠地から敵地までバス移動を強いられ、
長時間拘束されることも。これは旅行者には厳しいですね。
このシリーズ(続くのか!?)では、そんなエールディヴィジのアウェイスタンドの世界を、
ユトレヒトというチームを通して紹介できればと思います。
今季はすでにヘーレンフェーン、フィテッセ、ズヴォレの3チームとのアウェイゲームを
終わっていますので、3チーム分のネタがありますが…なにぶん面倒くさがりなので、
ぼちぼち更新していきます。
長い目で見ていただければ、幸いです。
ヘーレンフェーンのアウェイサポーター専用駐車場からスタジアムへと向かう道にて。