FCユトレヒトサポ日記 〜Zij aan zij FC UTRECHT〜

年間パスホルダー6年目。愛するサッカークラブ、FCユトレヒトについて。たまにガジェットやオランダでの生活の事をゆるりと。

FCユトレヒト対フィテッセ(2012年9月29日)

2012-09-30 10.21.03


昨夜、ユトレヒトのホームスタジアム、Galgenwaardでおこなれたエールディビジ
第7節FC Utrecht vs Vitesse 戦は1-2でユトレヒトは惜敗しました。
観衆15,278人。高木善朗選手は、負傷明け間もない為、ベンチ外。
昨年チームMVPのDuplanも欠場しました。

いつになく鋭い出足でボールカット、ショートパスを繋ぐユトレヒトは、
前半から数多くのチャンスを作り出し、フィテッセに殆どチャンスらしい
チャンスを与えず、前半を0-0で折り返しました。

後半開始後、今度はフィテッセがギアチェンジ。ユトレヒトの一瞬の隙をついて、
少ないチャンスで2点を先制。中でも2点目のボニーのゴールは力強さ、
加速の鋭さが凝縮された点だったように思います。

前半と違い、パスが繋がらなくなってきたユトレヒトは、今夜はベンチも素早く動きます。
Vd Gun、Asareに代わって、負傷開けのエースJacob Mulenga、若手ウインガーSchepersを投入。
それが功を奏し、71分にGerndtからのクロスをMulengaがダイレクトでニアサイドで
合わせて一点を返し、一気に試合は分からなくなりました。

その後もFW・Badjeckを投入して同点、勝ち越しゴールを狙います。
そして、ロスタイムに同点の決定的なチャンスが!途中交代で入ったBadjeckから
素晴らしいクロスがゴール前フリーのMulengaへ!そのクロスをゴール前で
ヘディングシュート!!が、惜しくもゴールキーパーの正面をついてしまい、
万事休す。そのまま試合終了後のホイッスルが鳴ってしまいました。

支配率 ユトレヒト:フィテッセ 52:48
シュート数 ユトレヒト:フィテッセ 14:9
枠内シュート ユトレヒト:フィテッセ 9:5
成功したパス ユトレヒト:フィテッセ 450:384

これらのデータがユトレヒトの優勢を物語っていますが、結果は
1-2の敗戦。昨日は今までの敗戦の中でも、最も悔しい敗戦の
一つとなりました。

ユトレヒトは左サイドに攻撃が偏りすぎておりましたが、それでも
チャンスは作り出していましたし、昨日は攻め手が無くなっても
ベンチからも効果的な選手交代で、攻撃を活性化していたように
思います。ここに高木選手が加われば、より両サイドを効果的に使った
攻めの出来るのではと期待しています。まだまだ凡ミスの多い
チームですが、昨シーズンに比べると確実に改善してきています。
是非このまま成長していって、ヨーロッパリーグ出場を狙っていって
欲しいものです。

次節は、水曜日にカップ戦で戦ったばかりのアヤックス戦(0-3で敗戦)。
ここはアウェイとはいえ、勝ち点を是非もぎ取って来て欲しいですね。
高木選手も負傷から、ようやくトレーニングを再開したと聞いておりますので、
アヤックス戦では復帰して攻撃のオプションを増やして欲しいと思います。

Come on Utreg!!