FCユトレヒトサポ日記 〜Zij aan zij FC UTRECHT〜

年間パスホルダー6年目。愛するサッカークラブ、FCユトレヒトについて。たまにガジェットやオランダでの生活の事をゆるりと。

高木善朗選手の現状について思う事

こんにちは。Kazujacksです。

かなりブログ更新をさぼってしまいました。元来の怠け者の性質が出て来てしまったようです(笑)。

さぼっている間にもエールディビジはどんどん日程が消化され、すでに23節を消化。

現在FCユトレヒトは、勝ち点39の6位につけています。

この順位は昨シーズンの結果のことを考えると、上々の成績だと思います。

このまま行くと、シーズン日程終了後、ヨーロッパリーグ出場権をかけたプレーオフに

出場出来ることでしょう。

ただし、この2試合は連敗中。再開後3連勝の勢いは止まり、再び負傷者が増え出しました。

2月17日の結果は含んではいませんが、土曜日までの結果を反映した順位表はこちら。

エールディビジ12/13順位表(2月16日終了時)

私自身、ユトレヒトというチームを応援しておりますが、それと同時にやはり気になるのが、

日本人選手、高木善朗選手(以下、愛称のシャーキー)の状況です。

現在、シャーキーは6試合連続ベンチ外となっており、最後に試合に出場したのは、2012年

12月16日に行われたSC Heerenveen戦において、負傷したAsare選手に代わって前半途中に出場した

試合まで遡らなくてはいけません。

その試合の終了後の写真がこちら↓。シャーキーもあまりアップが出来なかったせいか、非常に

疲れた表情をしています。でもまさかこの後、6試合も試合から遠ざかるとは(内、ベンチ外5試合)

思いませんでした。


afterHEERENVEEN.jpg


2013年の1月7日から一週間ポルトガルのFaro近郊で、キャンプをしておりましたが、その際には

対ハノーファー96戦(酒井宏樹選手所属)で先発出場し、ゴールやアシストは無かったものの、

好プレーを披露し、首脳陣を満足させていました。



ところが、エールディビジ再開初戦となるアウェーでのGroningen戦で、突然のベンチ外。以後、

チームが3連勝したこともあり、そのままベンチ外が続いています。

私はユトレヒト在住という利点を活かして、ホームで行われるヤングリーグ(リザーブマッチ)の

試合も観に行っていますが、シャーキーのプレーはこのレベルでは際立っていますし、

ゴールやアシストなど結果も残しています。

さらに、このヤングリーグで結果を残せていない選手が、ベンチ入りしている現状も

私の混乱にさらに拍車をかけています。



長らく負傷でベンチ外にいたオランダU17欧州チャンピオンメンバーのAyoub選手の復帰など、

色々と考えられることはありますが、そのことはそれほど問題ではないと思っています。

最も懸念しているのがチーム戦術の修正でしょうか。

私はサッカーの戦術について語れるレベルではありませんが、今年に入ってのユトレヒトは

ボールを回しながら前へ運ぼうとするも運べずに後ろで回すだけとなり、結局最後には

ロングボールを蹴ってしまうという昨シーズンによく見られたシーンが増えてきた気がするのです。

もっとも、ユトレヒトサポーターは後ろでボール回しながらチャンスを伺うサッカーよりも、

ひたすら前へ前へと目指すサッカーが好きなようですが(笑)。

結局こうなると中盤に入るシャーキーやAyoub選手の頭の上をボールが飛び交うようになり、

彼らのようなパサーは不要となってしまいます。

その辺りがちょっと気になっているポイントです。



いずれにせよ、私はチーム戦術については分かりませんので、これ以上言及しませんが、

シャーキーやAyoubが躍動出来るチームでいて欲しいしと思います。さらに上を目指すには

彼らの力が必要だとは思うのですが。

来週はホームでのRoda戦です。PSV戦で負傷者が出た事もあり、6試合ぶりのシャーキーの

ベンチ入り、そして試合出場に期待がかかります。思い起こせば、昨シーズンシャーキーが

スタメンに入り、活躍しだしたのもこの季節。シャーキーのここからの反攻を信じています。

最初にも言いましたが、チームは2連敗中。

ここでずるずるといかない為にも、次節は重要です!

次節は必ず勝ち点3を!そしてプレーオフを見据え、シーズン序盤のポゼッションサッカーを

高めていってもらいたいものです。

Come on Utrecht!

そして頑張れ、シャーキー!!


追記)昨年夏にオランダの新聞をソースとした、日本のスポーツ新聞の記事の中で、
休暇から戻ってきたシャーキーの体脂肪が高くて、監督に怒られたという記事が
ありましたが、あれはガセです。
オランダのサポーターであれを信じている人は殆どいません。
シャーキーの体脂肪はずっと一桁らしいですよ!(うらやましいw)
ユトレヒトには誰とはいいませんが(GKの方以外です)、脂肪が高い選手がいますが、
試合に使われたり、重宝されたりしていますしね(笑)。
つまりそこはあまり問題ではないということです。それをいかにも問題な感じで
報道するオランダの新聞にも腹がたちますが、それをそのまま確認もせずそのまま使う
日本のマスコミ。そしてフォローなし。その事にはとても腹が立つところです。
オランダのスポーツ紙も恣意的な記事は多いですが、特に日本のスポーツ紙の記事の中に、
良く現地新聞をソースとする無責任ものを見かけますが、無条件に信じないで下さいね!w

エールディビジ第12節 RKC Waalwijk vs FC Utrecht

こんにちは、Kazujacksです。

昨夜はエールディビジ第12節、Waalwijkにある「Mandemakers Stadion」で行われた
RKC Waalwijk vs FC Utrecht戦を観戦してきました。

RKC Waalwijkには、前ユトレヒト監督のErwin Koeman氏が監督として今季よりチームを
指揮しており、また昨シーズンのユトレヒトでアイドル的な人気を誇ったRodney Sneijder選手が
所属しているのです。ちなみにRodney選手は、インテルに所属するオランダ代表のスーパースター、
ウェズレイ・スナイデル選手の実弟です。

さらに個人的な事を言わせてもらうと、好きなチームを敵地の「アウェイサポーター席」で応援する
のは、昨夜がデビュー戦でした。今までもアウェイで、ホーム側サポーターに混ざって、こっそり応援
したことはあるんですが(笑)。先日のADO Den Haag戦が良い例ですね。

しかし、このアウェイゲーム観戦までの道のりが大変でした。
今日は試合内容よりもその経緯をお伝えしますね。試合内容?それは後ほど数字だけ。
今回、文字だらけで長いので、忙しい人、結果だけ知りたい方は一気に一番下へと進んで下さいw

アウェイゲーム観戦は、シーズンクラブカードホルダー(年間シートパス)しかチケットを
購入出来ないのですが、それも写真付のバージョンアップしたクラブカードでないとダメなんです。

通常のクラブカード代に加えて、7.50ユーロ(約760円)を払うだけなんですが。
シーズンクラブカードを今年のオフに買った時は、まさかアウェイまで追っかけていくように
なるとは思っても見なかったもんで、当初は通常のシーズンクラブカードしか持ってませんでした。

とにかく、クラブカードをバージョンアップする作業に、一週間かかりました。
そして念願の写真付きシーズンクラブカードを晴れて入手したのちに、スタジアムにある
クラブのチケットオフィスへ。

今回のアウェイゲームを観戦する方法としては2つありました。バスコンビチケットという、
その名の通りクラブが手配するバスの乗車券とチケットがセットになったもの。
これだと行き帰りが乗ってるだけで連れて行ってくれるので、非常に楽ですよね。
その代わり拘束期間は長くなりますが。値段は今回の場合は確か23ユーロ。

もう一つはオートコンビという、自家用車で移動したい人向け。これには観戦チケットに加えて
駐車券も付いてきます。こちらは値段は20ユーロ。

私は、息子と観戦に行きますので、帰りも出来るだけ早く帰る事ができる、オートコンビチケットを
選びました。このオートコンビチケットをクラブのチケットオフィスで購入すると、
駐車券と、入場チケットの2種類の「引き換え」用チケットをくれます。
この引き換え券をもって、試合当日にとある高速道路のサービスエリアに行ってそこで
本物の駐車券と入場チケットに引き換えなくてはならないとのことでした。

その場でくれるものだと思ってたので、このシステムには驚きました。
しかも、17時15分〜45分の間に取りに行けという中々ピンポイントな時間設定でした(笑)。

そして迎えた当日、サービスエリアに17時過ぎに到着すると、すでにユトレヒトサポが50人ほど
集まっており、引き換え開始を待ってました。
きっかり17時15分に引き換えが始まり、列に並んでいた私達もほどなく本物のチケットを
はれて入手する事が出来ました!それがこちら。


waalwijk
本日の観戦に必要なもの。入場券、駐車券そして写真付きシーズンクラブカード。


チケット引き換え時にアウェイサポ専用駐車場への案内状が配られましたが、当然オランダ語。
その中のストリート名だけピックアップ。そのストリートをナビにセットして出発です。

ユトレヒトから70キロ弱。ようやく試合が行われるMandemakers Stadionに到着。
しかし、ここからが長い。警察官やら警備員が数多く配置され、物々しい警戒が行われる中、
ホームサポーター用の駐車場1/2/3を全て無視して、アウェイサポ用入場口の目の前へ。
そこにアウェイサポ専用の駐車場がありました!
この駐車場にたどり着くまでに、5〜6回は駐車券を係員に見せました。

スタジアム裏手の木の生い茂る中のスペースに、駐車していざスタジアムへ!
入り口前にはいつもの見慣れたユトレヒトのスチュワードさん達が。
そこでシーズンクラブカードを見せて、専用機械で読み取り、そこに表示される顔と
本人を照合します。ここで顔が違ったりすると、アウト。入場出来ません。

そこのくぐり抜けると、ようやくスタジアムの入り口。ここで入場券を機械に読み込ませて
スタジアムに入場となります。しかしそのゲートをくぐるとすぐにボディチェックが入りますが。
さすがに6歳の息子はノーチェックでしたが。


waalwijk3
ユトレヒトに声援を送るサポーター達。アウェイとは思えない盛り上がりです!


試合内容自体は、冒頭にも申し上げたように、はしょります。今夜は特にコメントはありません。

帰りもアウェイサポーターは大変です。ある程度Waalwijkサポーターが帰途に着くまでは出られなく
なっています。どうやらホーム側サポーターと極力接触しないようにしているようです。
過去に何度もトラブルに悩まされたオランダならではの運営ですね。

試合終了後20分ほどはスタジアムにいたでしょうか。ようやく人の流れが進み始めます。
バスで来た人はバスへ乗り込み、自動車で来た人は、各々の自動車へ乗り込みます。

そして、警察がゴーサインを出すと同時に車は進み出しましたが、警察が完全に車の流れも
ストップしていて、一方通行。スタジアムから高速道路へ乗り込むまでは途中の寄り道も
出来ないぐらい、ほぼ全ての交差点で警察が。
もちろん私達は真っ直ぐ帰宅するつもりなので、歓迎なのですが、この辺りの徹底ぶりに
過去のトラブルの深刻さを感じました。

とまあ、アウェイゲームという感覚をまざまざと味わった昨夜の試合ですが、Waalwijkはユトレヒトと
仲の悪いチームと言うわけではないですし、比較的安全なカードをデビュー戦には選びましたので、
今夜は無事に何事もなく帰宅することが出来ました。
でもアウェイゲーム観戦は、ホームでの観戦とまた違った一体感が味わうことが出来て良かったですね。
これは癖になりそうです(笑)。

最後にユトレヒトの4連勝を阻まれ、今シーズン初のアウェイゲーム黒星となった試合の
詳細は下記のとおりです。

RKC Waalwijk 4-0 FC Utrecht
スタジアム:Mandemakers Stadion
観衆 : 6000人

[得点者]
5' Chevalier (assist: Jozefzoon)
74' Jozefzoon (assist: Chevalier)
76' Najah (assist: Chevalier)
83' Duits

[FC Utrechtメンバー]
GK: Ruiter
DF: Vd Maarel, Vd Hoorn, Wuytens, Bulthuis
MF: Kali, Martennson (46' Schepers), Oar (82' Zullo), Asare
FW: Mulenga, Gerndt

[RKC Waalwijkメンバー]
GK: Zoet
DF: Bandjar (69' van Mosselveld), Drost, Martina, van Peppen
MF: Jozefzoon (90' Zeldenrust), Najah, Braber,
FW: Duits, Boukhari (81' R.Sneijder), Chevalier

FCユトレヒト vs FC Groningen (26.10.2012)

気温5℃まで冷え込んだ金曜日の夜、FCユトレヒトはホームにFC Gronigenを迎えました。

気温同様に、お寒い試合内容となったこの試合、前半終了5分前DFのWuytensが、相手選手を
エリア内で倒してしまいましたが、幸運にもPKを取られず、両チームスコアレスで前半を終了。

サイドの変わった後半も一進一退の攻防でしたが、後半13分に右サイドからGerndtが上げた
柔らかいクロスに、キャプテンAsareがダイレクトでボレー。
コースを丁寧に狙ったシュートは相手ゴール隅に突き刺さり、ユトレヒトが先制!

後半35分には、高木善朗選手も久しぶりにピッチに登場し、スタジアムを盛り上げてくれました。
久しぶりのトップリーグ出場だったためか、しっくりこないシーンもありましたが、これから出場
時間を増やして、再度先発を奪取してもらいたいところです。

Groningenの決定力不足と審判のジャッジミスにも助けられたとはいえ、これで2連勝。
ユトレヒトは、アヤックスやフェイエノールトといった強豪を抜いて、暫定で4位に浮上。
日曜日の試合結果で順位は変わりますが、良い位置につけていることは間違いありません。

ヨーロッパリーグ出場権、さらにその先へと進んでいって欲しいと思います。

Forza Utreg!!


FCユトレヒト対FC Groningen戦のハイライトはこちら↓↓

ADO デンハーグ対FCユトレヒト in 京セラシュタディオン

こんにちは。ワールドカップ予選の為、各国のサッカーリーグは1週間の
インターバル。2週間ぶりのリーグ戦となります。

本日は、デンハーグにある京セラシュタディオンまで、
ADOデンハーグ対FCユトレヒトの試合を観に行って来ました。
初めてのアウェイでのユトレヒト応援になります。
ユトレヒトからデンハーグの京セラシュタディオンまで、およそ40分。
A12とA4の各高速が交差するすぐそばに位置しています。

adoutr

ごらん頂いてお分かりのように、なかなかモダンな外観ですよね。
収容人数は15000人。2007年からADOデンハーグの本拠地として利用されています。
スタジアム名は日本ではおなじみの、京セラさんの名前を冠しておりますので、
覚えやすいですよね。


adoutr2

今日はこの位置からの観戦。この視野からの観戦は初めてかも知れません。
中々新鮮な視野でした。席は一応ホーム側の席なので、今日は大人しく応援しなくてはなりません。
一応と言いましたのは、上の写真左に見えます、2重の仕切りの向こうはユトレヒトサポーターの
席なんです。ですので常にチャントが聞こえており、ホームのような感覚で観戦出来ました。
試合はユトレヒトが2-1で逆転勝利をおさめたのですが、近くにユトレヒトサポーターがいるとは
いえ、デンハーグのホームスタジアムですから、ゴールの度に叫びたい気持ちを
抑えなくてはいけませんでした。


adoutr3

二重に仕切られているアウェイサポーターの席。尚、仕切りの向こうのスチュアードさん達は、ユトレヒトの
方達なんですね。サポーターと一緒にこうしてアウェイまで、遠征きていたのですね。
本当にご苦労様です!


adoutr4

前半途中で、ユトレヒトサポーター側から掲げられた横断幕。どうやらRIP(=Rest in Peace)という
言葉から分かりますが、亡くなられた方への追悼の横断幕のようです。
どうやら亡くなられたのは、Silvio Roosa氏というデンハーグサポーターらしいです。
このユトレヒトサポーターが掲げたこの横断幕に対して、デンハーグサポーターからも大きな
拍手が送られていました。


adoutr5

さらにデンハーグサポーターからもこの通り。この時も盛大な拍手が両チームのサポーターから
送られていました。ユトレヒトの選手達は調子を崩したのか、この直後にPKを与えて、先制を
許してしまいましたが。


この試合、残念ながら、高木善朗選手の出番はありませんでした。
今はチームの形が出来つつあり、また結果も出ているので監督も弄くりにくい所でしょう。
でもチームの調子に浮き沈みがあるのは、どのスポーツでも同じ。
必ずユトレヒトの調子が落ちる時があります。
その時に貴重なパサーである高木くんの存在は重要になってくるでしょう。
その時まで我慢して、力を蓄えてほしいと思います。


adoutr6

試合後は、選手とサポーターで万歳三唱。私は心の中で万歳三唱ですw

さてこれでチームは4勝2敗3分の勝ち点15で、順位は6位につけています。
これからもチームの勝利を願う一人のサポーターとして、今後もユトレヒトを応援し続けます!
近日中にアウェイスタンドデビューを果たす計画を立ててます。
アウェイスタジアムでのホーム側観戦は辛いので・・・(笑)。

FORZA UTREG!!

ADO Den Haag 1-2 FC Utrecht

16' Holla(PK)
22' Gerndt
40' Mulenga

FC Utrechtメンバー
Ruiter, Vd Maarel, Vd Hoorn, Wuytens, Bultbuis, Sarota, Kali, Vd Gun, Oar,
Gerndt (69' Asare), Mulenga,

ヤングFCユトレヒト(リザーブ)快勝!

昨夜、オランダ中部の街Waalwijkで、ヤングRKC Waalwijk対ヤングFC ユトレヒトの試合が行われ、
3-1でユトレヒトが逆転勝利をおさめました。
これでヤングユトレヒトは、決勝リーグへと駒を進めました。

1-0 ’27 Jos Peltzer (ヴァールヴァイク)
1-1 ’58 Gévero Markiet (ユトレヒト)
1-2 ’59 Kevin van Kippersluis (ユトレヒト)
1-3 ’85 Kenny Teijsse (ユトレヒト)

イエローカード:
Michael Zullo ‘43 (ユトレヒト)
Johan Mårtensson ‘46 (ユトレヒト)


ヤングFCユトレヒト先発:GK Jeroen Verhoeven, DF Gévero Markiet, Marcus Nilsson, Kai Heerings, Michael Zullo (’46 Kenny Teijsse),
MF Johan Mårtensson, Yoshiaki Takagi, Thijs van Hofwegen (’82 Marc Klok), Bob Schepers,
FW Cedric Badjeck (’73 Soufyan Moro), Kevin van Kippersluis

先発メンバーも控えもワクワクするようなメンバーです。
負傷明けの高木善朗選手やMartennsson選手が出ているのももちろんですが、
魅力的な若手や注目選手が軒並み出場していました。

GKのVerhoevenも先日契約したばかりのセカンドGKで、昨シーズンはアヤックスに所属していました。
NilsonやHeeringsはファーストチームのメンバー。
Zulloは切れ味鋭いオーバーラップが身上のサイドバック。代わりに入ったTeijsseも攻撃力が売り物で、パワフルなサイドバック。体もごついし、シャワー浴びる時間も長いww

Schepersは先日のKNVBカップのアヤックス戦でデビューしたばかりの、サイドアタッカー。
ポストデュプランを名乗れるか!?
Badjeckが謎の選手なんですよね。ファーストチーム登録も最近されたばかりの若手選手。
上手そうな雰囲気はあります(笑)。
代わりにでてきたMoloが、私が好きな若手選手。おすすめ。だって名前がモロだもの。
「黙れ、小僧!」って言わせたい(笑)。冗談はさておき、Soufian Moro選手は、
昨シーズンはFC VolendamのA1に所属していた選手です。
両足ともにテクニックに優れたウインガーで、両サイドでプレー出来ます。
今後の成長が楽しみですね。
Kippersluis選手は、プレシーズン終盤にファーストチームに抜擢され、何試合かファースト
チームのメンバーとともに出場していました。主にサイドが主戦場の選手です。

我らが高木選手もフル出場したようですし、怪我はもう大丈夫なようですね!
週末のアヤックス戦は、先日のKNVBカップでの両チームの態度が原因で、
アウェイファン(ユトレヒト)無しで行われるため、文字通り完全に
アウェーですが、2試合連続欠場中の高木選手もそろそろ復帰してくれそうです。

リザーブリーグを観る楽しみは、まだ知られていない若手達の躍動を
見られることにありますね。ユトレヒトの場合は、主に月曜日の18時30分
試合開始で、無料で見られます。日程は公式ページをご参照下さい。

若手選手の活躍や、ファーストチームの選手達の貴重なコンディション調整の場でもある
このリザーブリーグ(サテライト)をJリーグも是非復活してもらいたいものです。

次のリーグ戦は7日の日曜日に対アヤックス戦。今週末も楽しみです。Forza Utreg!!

FCユトレヒト対フィテッセ(2012年9月29日)

2012-09-30 10.21.03


昨夜、ユトレヒトのホームスタジアム、Galgenwaardでおこなれたエールディビジ
第7節FC Utrecht vs Vitesse 戦は1-2でユトレヒトは惜敗しました。
観衆15,278人。高木善朗選手は、負傷明け間もない為、ベンチ外。
昨年チームMVPのDuplanも欠場しました。

いつになく鋭い出足でボールカット、ショートパスを繋ぐユトレヒトは、
前半から数多くのチャンスを作り出し、フィテッセに殆どチャンスらしい
チャンスを与えず、前半を0-0で折り返しました。

後半開始後、今度はフィテッセがギアチェンジ。ユトレヒトの一瞬の隙をついて、
少ないチャンスで2点を先制。中でも2点目のボニーのゴールは力強さ、
加速の鋭さが凝縮された点だったように思います。

前半と違い、パスが繋がらなくなってきたユトレヒトは、今夜はベンチも素早く動きます。
Vd Gun、Asareに代わって、負傷開けのエースJacob Mulenga、若手ウインガーSchepersを投入。
それが功を奏し、71分にGerndtからのクロスをMulengaがダイレクトでニアサイドで
合わせて一点を返し、一気に試合は分からなくなりました。

その後もFW・Badjeckを投入して同点、勝ち越しゴールを狙います。
そして、ロスタイムに同点の決定的なチャンスが!途中交代で入ったBadjeckから
素晴らしいクロスがゴール前フリーのMulengaへ!そのクロスをゴール前で
ヘディングシュート!!が、惜しくもゴールキーパーの正面をついてしまい、
万事休す。そのまま試合終了後のホイッスルが鳴ってしまいました。

支配率 ユトレヒト:フィテッセ 52:48
シュート数 ユトレヒト:フィテッセ 14:9
枠内シュート ユトレヒト:フィテッセ 9:5
成功したパス ユトレヒト:フィテッセ 450:384

これらのデータがユトレヒトの優勢を物語っていますが、結果は
1-2の敗戦。昨日は今までの敗戦の中でも、最も悔しい敗戦の
一つとなりました。

ユトレヒトは左サイドに攻撃が偏りすぎておりましたが、それでも
チャンスは作り出していましたし、昨日は攻め手が無くなっても
ベンチからも効果的な選手交代で、攻撃を活性化していたように
思います。ここに高木選手が加われば、より両サイドを効果的に使った
攻めの出来るのではと期待しています。まだまだ凡ミスの多い
チームですが、昨シーズンに比べると確実に改善してきています。
是非このまま成長していって、ヨーロッパリーグ出場を狙っていって
欲しいものです。

次節は、水曜日にカップ戦で戦ったばかりのアヤックス戦(0-3で敗戦)。
ここはアウェイとはいえ、勝ち点を是非もぎ取って来て欲しいですね。
高木選手も負傷から、ようやくトレーニングを再開したと聞いておりますので、
アヤックス戦では復帰して攻撃のオプションを増やして欲しいと思います。

Come on Utreg!!

FCユトレヒト 1-0 PSV

2012-09-16 14.29.11

本日のエールディビィジ5節・FCユトレヒト対PSV戦は、ユトレヒトが2人の退場者を
出し、9人となったものの、貴重な一点を守りきり、優勝候補PSVを下しました!

Kaliが退場になった時、10人になった後のゴールをした瞬間、Gerndtが退場となり9人になった時、
その都度チームを鼓舞し、選手を支えるファンの大声援に感動!
昨年の6-4で激勝したアヤックス戦以来の興奮でした!

勝利の瞬間は、周りのサポ達とハイタッチ!みんな一つになれた瞬間でした。

高木善朗選手も、Van der Gun選手に変わって途中出場し、本来の役目ではない
守備に終始おわれましたが、持ち味のキープ力を活かして、勝利に貢献しました。

試合終了後のスタジアムはまさに一体となってユトレヒトの勝利を
祝福していました!

今日は私の2シーズンで40試合目のユトレヒト観戦でしたが、無事に勝利で
祝うことが出来ました!!これからも身も心(心の半分はユナイテッドですが)も、
ユトレヒトに捧げて、オランダに駐在している限り、スタジアムで応援しつづけたい
と思います。

次の試合は退場者が出た分苦しくなるでしょうが、ケガ人も戻ってくる
でしょうし、連勝を狙っていってもらいたいですね!

Forza Utreg!!


2012-09-16 14.15.46


こいつで勝利をかんぱーーーーい!!!


ユトレヒト対PSV戦のハイライトはこちら↓